2017年8月に6つ目のUSJオフィシャルホテル“ザ・シンギュラリホテル&スカイスパ アット ユニバーサル・スタジオジャパン”ができました。
ユニバーサルシティ駅直結で、アクセスのいいホテル。宿泊者は無料で大浴場に入ることができ、セキュリティが万全でエコなホテルでした。
ザ・シンギュラリホテル&スカイスパ アット ユニバーサル・スタジオジャパンへのアクセス、シンギュラリホテルとは? 部屋、アメニティ、パジャマ、大浴場スカイスパ、朝食、駐車場その他の施設の実際に泊まってわかった口コミを紹介します。
ザ・シンギュラリホテル&スカイスパ アット ユニバーサル・スタジオジャパンへのアクセス
シンギュラリホテルへはUSJ最寄り駅であるユニバーサルシティ駅直結。
ほとんどのオフィシャルホテルが、駅の改札を出て左にあるのに対し、シンギュラリホテルは、改札をでて右になります。少しだけUSJからは離れていますが、それでもパーク入り口までは5分ほどで行けるので、他のオフィシャルホテルとアクセスの大差はありません。
カンデオホテルのホテル シンギュラリホテルとは?
ホテルのデザインは、最近増えている外国人観光客にも好まれるクールジャパンデザイン。入ってすぐのエントランスも木が使われており、和モダン。
シンギュラリホテルは、17階建て 390室のホテルです。シンギュラリという名前には、『他社がやることはやらない』『並外れた』『オンリーワン』という意味が込められています。
カンデオホテルは、全国に13店舗のホテルを持っていますが、いずれも3Bスペックというものをもっています。
3つのBつまり
- Bath ・・・・大浴場がある
- Breakfast・・・60品目の和洋食メニュービッフェスタイル朝食
- Bed・・・シモンズ社のポケットコイルマットレス
が標準です。
ザ・シンギュラリホテル&スカイスパ アット ユニバーサル・スタジオジャパンの部屋
シンギュラリホテル&スカイスパの部屋を紹介します。こちら20平米のツインのお部屋。
明るくパステルカラーのお部屋は清潔感もあり、せまさを感じませんでした。
ベッドのある部屋に靴を脱いであがるスペースがあるという和洋折衷のお部屋。日本人にとっても、ホテルの部屋でずっと靴で過ごすのは結構しんどいものですが、これなら、パークで遊んだ後も癒やされますね。
一番奥には、こあがりソファがあり、ツインを3名で利用すると自分でベッドメイキングして、こちらをベッドにして利用します。
ソファのとなりから寝具をとりだして
セッティング。簡単ではありますが、簡易ベッドだからといって値段が一人分安くなるわけではありません。友達同志なら、ちょっとこの場所とこの手間はいやかもと思いますが、こどもはかえって喜びました。
部屋についている設備は最低限。人数分のコップと電気ケトル、ティッシュ、電話、冷蔵庫。小さなスペースにまとまっています。
ベッドに寝ながらでも見やすい位置に壁付けされています。このテレビ、普通のテレビ番組だけでなく、シンギュラリシネマといって一部の映画が自由に見られるようになっていたり、館内の施設案内を画面で見ることができます。
ホテルには、大浴場があります。その混雑具合もこちらで確認できるのは便利。
他のホテルでは、施設案内の冊子が置いてありますよね。シンギュラリホテルではテレビがこれに代わるため、冊子がありません。
お部屋のお風呂はユニットバスではありましたが、足を伸ばせるほど広く、高さもあり、日本人向きです。
ザ・シンギュラリホテル&スカイスパ アット ユニバーサル・スタジオジャパンのアメニティ
ホテルのアメニティはとってもエコ、チェックインしたあと、フロント前にあるテーブルから自分で必要なアメニティを持って行けるようになっています。
シャンプーハット、ボディスポンジ、ブラシ、クシ、ひげそり、シェービングクリーム、紅茶のティバッグ、お風呂用のビニール袋などがありました。
お部屋のアメニティは歯ブラシのみです。
部屋着は、上下に分かれたパジャマタイプで男女同じデザイン。動き安く、寝ながら肌けることもなくなかなかよかったです。この部屋着とスリッパで大浴場へいっても構いません。
添い寝の子どもには子供用館内着、フェイスタオル、子供用歯ブラシ、スリッパが無料で用意されています。
ザ・シンギュラリホテル&スカイスパ アット ユニバーサル・スタジオジャパンの大浴場スカイスパ
ホテルの14階には、大阪市街の夜景を一望できる『ウォーターフロント・スカイスパ』があります。入るには、ルームキーが必要なので、セキュリティも万全。
お風呂用のバスタオル、タオルは、部屋から持ってきます。ブラシやクシ、その他のアメニティも最初にフロントで選んだものは、自分で持ってこないと、基礎化粧品以外のアメニティはありません。
ただし、シャンプー、リンス、ボディソープ、クレンジングなどは完備されていました。
女性用の中には、内湯、展望露天風呂、スチームサウナ。洗い場が12個ほどあります。USJの閉園時間直後には混雑するようですが、少し早かったため、人も少なく、ゆっくり過ごせました。
内湯からも露天からも大阪の夜景が見えます。向こうからのぞかれないための曇りガラスが結構覆っているため、下から覗き込むようにしないと夜景が楽しめないのがちょっと残念。
『見られてもいいから、もっと夜景見せてくれたらいいのにな~』という声もチラホラ。
同じ14階に湯上り処があります。
ゆったりとしたソファがあり、となりの部屋に自動販売機、アイスクリームが売っています。こちらでは、大阪の夜景が存分に楽しめます。
USJのオフィシャルホテルで大浴場があるのは、ここと、ホテル京阪ユニバーサルタワーのみ。ただし、京阪は、宿泊者であってもお風呂は別料金で、宿泊時に1回入浴のみ、3歳以下は入れない、などのルールがあります。
シンギュラリホテルは温泉ではありませんが、大浴場と展望露天風呂があり何度入っても無料。
湯上がり処は、京阪が1ドリンクサービスになっていて、夜景を楽しみながら、カフェでお茶している感がありましたが、シンギュラリは、自販機のジュースなので、わざわざここで買って飲んでいる人はほとんどいませんでした。
60品目以上の健康朝ごはん
朝食がおいしいと評判のカンデオホテル。こちらのシンギュラリホテルでも手作り惣菜を含む和洋60品目以上の朝食メニューがビュッフェスタイルで楽しめます。
朝食のお値段は、大人2,000円 小学生1,200円 小学生未満800円 4歳未満無料
朝食ビュッフェ一例)かぼちゃの煮物、焼き魚、だし巻き卵、大学いも、ウィンナー。焼き鳥、肉じゃが、にくだんご、フルーツ、ひややっこ、味噌汁、お茶漬け、サラダ
レストランはフロント階、2階に1つのみですが、混雑もなくスムーズに入れました。席数も多く、まだ新しいため、清潔感があります。
次から次へと料理が補充されていきます。
他のオフィシャルホテルにはないメニューが『お茶漬けトッピング』。ごま、こんぶ、きゅうり、のりなどのトッピングでお茶漬けがつくれます。
朝からお茶漬け。胃にもやさしくなかなかおいしかったです。
タコライスも自分でトッピングできます。自分で好きなように作れるってところがいいですよね。
クロワッサン、ブリオッシュなどの他、食パンは小さめで食べやすい!
ちょうどパンプディングが焼き立てで登場♪
ヨーグルトソースも選び放題。フルーツカクテルはカラフルでどれにしようか迷う~。
こちらは抹茶クリーム入りどらやき。薄くカットしてあるので、スイーツも種類をたべれるのがうれしい。
シンギュラリホテル&スカイスパのその他の施設
チェックイン前・チェックアウト後にホテル内の無料のコインロッカーで無料で荷物を預かってもらえます。100円を入れてあとで返却してもらえるタイプ。
コインロッカーに入らない荷物は上の写真のように専用棚にヒモでくくりつけれるようになっています。この部屋自体もルームキーをかざして入れるようになっているのでセキュリティ対策はばっちり。
立体96台、平面27台 京123台収容駐車場あり。駐車料金は、1泊(13:00~翌13:00):2,400円 ・延長料金:300円/30分です。上の写真は地下1階にある平面駐車場。広くて停めやすそう。
14階にドラム式の洗濯乾燥機(コインランドリー)が5台あります。洗濯から乾燥まで1キロなら400円、3キロなら500円、乾燥のみなら30分100円です。
シンギュラリホテル&スカイスパに泊まったクチコミ
シンギュラリホテル&スパ アットユニバーサルスタジオジャパンに泊まった印象は
- セキュリティが万全
- シンプル&エコ
- 大浴場がいい
でした。
セキュリティが万全
チェックイン時に受け取ったカード型のルームキーは、エレベーターを乗る時、コインロッカーを利用する時、部屋に入る時、スカイスパに入る時、他、駐車場からホテルに入る時、など扉と言う扉にすべて必要です。
エレベーターでは、ルームキーを反応させないと、行きたい先のボタンを押しても反応しません。初めて乗った時、エレベーターに乗っても全く動かないので、わけがわかりませんでした。
スパへ行く時も、入り口でカードキーを当てて、ドアを開きます。着替えやバスタオルなど手荷物も色々もっているのにやや面倒。
また、チェックインで支払いをすませている人は、チェックアウトは不要。ルームキーを専用箱に返却するだけでいいことになっています。
コインロッカーに荷物を預ける前にルームキーを返却してしまうと、ロッカー部屋に入ることもできなくなります。また、ちょっと駐車場を見に行ってみようと、エレベーターに乗ろうと思ったら、キーがなくて乗れない。階段を利用して、下へ降り、1階のバスが来るところにでてみたら、出てきた階段室のドアがガチャンと背後で閉まり、階段にも戻れなくなってしまいました。
地下のエレベータは、キーなしでも動くようで、それに乗り、地下1階の駐車場にいってみたところ、そちらも一旦出ると、ルームキーなしでは戻れなくなります。セキュリティがいい反面、自分も締め出される、入れないというトリックにはまって、非常に不便でもありました。
シンプル
オフィシャルホテルの中で一番シンプル。USJらしさはほとんどありません。オフィシャルホテルとして、中でスタジオパスが購入できるぐらいです。
アメニティもUSJとは無関係、キャラクタールームなどもありません。子どもが喜びそうなキッズルームやこども用の朝食バイキングメニューなどもありません。
アメニティは、自分の必要なものだけを選んで使う、非常にエコでもあります。
シンプルすぎて、『ビジネスホテルだ!』というクチコミも多いのですが、
フロント、レストラン、客室ともに高級感もあり、ここちよい空間です。
大浴場がいい
『スカイスパ』の名の通り、14階にある大浴場は、USJで疲れて帰ってきた体には、癒やされます。部屋のお風呂もユニットバスにしては広いけど、やっぱり大浴場。夜景をみながら旅行に来た~という感じがしました。
USJの疲れを大浴場で癒せたら、ホテルは落ち着いた空間がいいという人にはおすすめのホテルです。
予約はこちらから
まずはJTB、るるぶから。公式スポンサーなので、アーリーパークチェックインができるプラン、すでにウェブでは売り切れているクリスマスイベントやワンピースの有料鑑賞エリアでのチケットつきプラン、クールジャパンのエクスプレスパスつきプランなど他にはないプランがあります。
オフィシャルホテルに泊まるなら、JTB限定のアーリーパークインプランで泊まるのが絶対おとく⇒アーリーパークインプランとは?
オフィシャルホテル口コミ
■パークフロントホテルアットユニバーサルスタジオジャパン口コミ