2015年夏にUSJ隣接に新しくできた東急系列のホテル ザ・パークフロントホテルアットユニバーサルスタジオジャパンに泊まってきました。
近鉄、京阪2つ、ユニバーサルポートに引き続きUSJ5つめのオフィシャルホテルで、USJから一番近いホテルです。
他のオフィシャルホテルとの違いは?
ザ・パークフロントホテルは、値段的には近鉄や京阪と比べてワンランク上で、同時期に同様の部屋に泊まる(平日・閑散期)として1人につき3000円ぐらいの差がありました。
ホテルユニバーサルポートと同額ぐらい。
USJからは一番近いホテルなので、他の建物に邪魔されず、パーク側の部屋を指定すると、窓からパークがばっちり見えます。 そして、どのホテルよりもラグジュアリー感があります。上の写真はホテルのフロント。ラスベガスのホテルみたい(笑)。
特に、今回クリスマスシーズンだということもあって、外も中もキラキラでした。カップルでいくなら雰囲気はいいですね。子連れにはちょっとまぶしく感じましたが、USJのオフィシャルホテルということもあって子連れの方もたくさんいました。
USJのオフィシャルホテルは基本小学生は添い寝無料ではなく、しかも大人料金。
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パークフロントホテルの部屋
今回、すいていたのか、お部屋を本来7階だったお部屋を14階へアップグレードしてもらいました。
パークフロントホテルは、フロアごとにコンセプトがあり、上へあがるにつれてイメージした年代がかわります。
私たちが泊まった14階は、1940年代をイメージしたフロアです。 色調はピンク。おちついた雰囲気でした 。
部屋の中もピンクを基調としたおちついた雰囲気。部屋は30平米でツインの部屋にエキストラベッドを追加してもらい3人でとまりましたが、エキストラベッドも極端に小さくなく、部屋は十分な広さでした。
いすに座ってくつろぐスペースもあります。しかしクチコミではこれが小さいとやや辛口の声も。
私たちは親子3人ベッドの上でくつろいでいたので問題がなかったけれど、お弁当を買ってきて部屋で食べるとか、テレビはいすに座ってみたいという人には不満かもしれません。
コートかけは部屋にはいってすぐのところに省スペース化されてありました。扉もないクローゼットですが、ドアのすぐ手前にあるので便利。部屋には荷物を置くスペースがあまりありません。ピンクのソファの上に置くか、窓際の出窓になっているところに置くか。
荷物の多いファミリーはもう少し広めの部屋を検討したほうがいいかも。
テレビ台の下にかくれるように冷蔵庫。小さくてそんなには冷えなかったけれど、ほとんどつかってないので気にならなかった。
他にティファールの湯沸かしポットがあり、お茶をいれられるようなセットもおいてありました。 ホテルにはコンビニも入っているので、飲み物を沸かしていれるってことはしませんでしたね。
アメニティは結構充実。歯ブラシ、綿棒、コットン、髪の毛をくくるゴム、からだを洗うためのボディタオル、髭剃り、シェービングスムーサーなどなど。 化粧水がありませんでしたが、フロントに連絡すると貸してもらえるようです。
小学生+中学生と泊まると予約しましたが、もう高学年だからかこどもアメニティではなく大人アメニティが3つ入っていました。予約のときに6歳とか書くとこどもアメニティになっているかと思います。
めずらしいアメニティはこれ。足指をひろげるグッズ。USJに行くと10キロは歩いているので、足が癒される~。
パジャマも大人用3つが用意されていました。身長150㎝の次女がきたら、足首までありますが、別に問題なかったです。ワッフル地で肌触りもいい。 ちなみにこどもパジャマは90㎝と120㎝、こどもスリッパは20センチのものがあります。
こどもグッズはベビーガード、ベビーベッド、おねしょパッド、おむつバッグ、ミルクポット、子供用便座、など要予約でレンタルもできます。
おふろはうれしいセパレート。バスタブと洗い場がわかれています。1軒家の1坪サイズのお風呂と同じで広々。
ホテルのお風呂は浅くて寝ないと肩までつかれないってことがありますが、家のお風呂のように高さもあり、日本人に入りやすいお風呂となっています。 シャワーの水圧よかったし、シャンプー、リンス、ボディーシャンプーはオリジナルのものが置いてありました。
新しいホテルなので、きれいなのはもちろん、きれいに清掃されていたのも好印象。
洗面所は狭いながらも必要なものはきちんとそろっていて使いやすかったです。
ただこの裏がすぐお部屋になっていてその壁がうすく、お風呂にはいっていてもテレビの音がまるきこえ。 こどもが、“テレビみてなくても内容わかったわ・・”というほどでした。
逆にいうとトイレの音もまる聞こえ。このあたり、ファミリー層ならそんなに気になりませんが、カップルだといやかもしれないですね。
部屋をスタンダードフロア(4~7階)からスーペリアフロア(8~25階)に変更してもらったのはうれしいけれど、どうせなら低くてもいいからパーク側がよかったな~←贅沢
部屋からの眺めはユニバーサルシティ駅側で目の前に左右にホテル京阪が見えます。
シティビューでも夜景はきれいでした。 夜あかりがついていると部屋の中までみえるので、こちらもみえるんだろうなと思います。気になる方はきちんとカーテンをしめてくださいね。
パークフロントホテルの施設
ホテルのチェックインは15時からなので、荷物はフロントで預かってもらえます。フロントでそのまま預かってくれるのは便利。
チェックアウト後はホテル2階になるコインロッカーを無料で使うことができます。コインロッカーは大きめのものもあり、すべて100円返却方式。一度100円を入れる必要はありますが、もどってくるので無料です。
同じ2階フロアにコインランドリーもあります。洗濯機、乾燥器がそれぞれ4台。洗濯機は洗剤自動投入なので、洗剤をもってくる必要はなし。洗濯機は4.5キロで1回300円、乾燥機は1回10分100円です。
子連れにはありがたいですね。何度か見に行ったけれど、いつも誰かに使われているということはなかったので、余裕をもって使えそうです。
3階フロントフロアは本当にゴージャスラグジュアリー感がただよいます。写真のこどもが前にすわっているところは、実は中は喫煙ルーム。喫煙ルームとは思えない豪華さでおとなりはラグジュアリーデスク。
ホテル滞在時に相談にのってほしい場合はこちらへ。
ホテル3階のフロントフロアにテナントが入っています。タリーズコーヒー、エッグスシングス、ウルフギャング パック WOLFGANG PUCK、ピンクベリー、キャンディショータイム、ローソンがはいっていますが、ホテルの中からはドアはあるけど、いけないようになっていました。
外側に入口があります。ホテル側からみると、タリーズコーヒーの入り口も豪華ですね~。
ホテルはユニバーサルシティ駅からの入り口からはいるラスベガスの雰囲気ですが、反対側のUSJ側入口からはいるとハワイの雰囲気。
ラスベガスとハワイの間には、エレベーターホールがあり、ここが思いっきりまぶしい!タイムマシーンをイメージしたエレベーターは上には時計がぐるぐる。そして未来をかんじさせる明るさです。
このあたり、ちょっと最初は意味不明で“まぶしすぎて不快”と思うぐらいでした。しかしこのエレベーターホールを通りぬけるとなぜかハワイなんですね。
ローソンもハワイ側にあります。夜9時頃いってみましたが、おにぎりやパンなど軽食、ジュースは売り切れが多く、海外の方もおでんなどいっぱい買っていて混雑していました。
私はコンタクトレンズの洗浄液をわすれて、ここで買えたのがよかった~。
パークフロントホテルの朝食クチコミ
ザ・パークフロントホテルのレストランはブッフェダイニング“'Akala”。USJ側にあるので、レストランの窓際にすわればジェットコースターをみながらたべることができますよ。
朝食は7:00~10:00ラストオーダーは9:30まで。
広いレストランですが、朝7時から8時頃は混雑するとのことでしたが、7時半にいっても並ばずには入れました。ただ、私たちがでてきた後の8時台のほうが混雑していたかも。
パークの入園時間にあわせてこの日はゆっくりめだったと思います。
内容は和洋バイキングで、和食なら煮物が6種類ほどとしらす、納豆、たまごやき、焼き魚、のり洋食はたこやき、から揚げ、ポテト、たまご、ウィンナー、ベーコン、パスタ、カレー、
サラダの他ヨーグルト、アイスクリームはシューアイスやピノの形のミニアイスが1こずつ包装されたものでとりやすかったです。大人とは別にキッズコーナーもあり、チョコレートフォンデュもありました。
飲み物は炭酸類の他、アップル、オレンジ、グレープフルーツジュース、コーヒーなど種類も豊富。
私たちは朝食付きプランにしたのですが、朝食は大人2900円 6~12歳は1,800円 4~5歳は950円 3歳以下無料。
で、素泊まりにして朝食代を払っても同額でした。ホテルにチェックインすると朝食券がもらえますが、このチケットは昼食または夕食に振り替えることもできます。
ランチに振り替えると損をしますので、気を付けて。夕食に振り替える場合は大人1,450円、こども(6~12歳)900円、幼児(4~5歳)450円の振り替え料金が必要です。
夕食のメニューをみてみたけれど、ローストビーフやケーキなど豪華でおいしそうでした。
朝食の感想としては、気持ちの良い朝の陽ざしが入る清潔感のあるダイニングで食べれるのはうれしいのですが、オフィシャルホテルの中では朝食代が一番高いので、種類がもう少しあってもいいかなという感じ。
朝食が一番種類があっておいしかったのは、ホテルユニバーサルポートでした。
レストラン自体がものすごく広いので、同じメニューであちこちにとれる場所があったのはよかったです。人は多いけれど、料理をとるのに時間がかかることもなくスムーズでした。
USJ近くのホテルでは“たこ焼き”は定番のようですね。
さらにいれて、ソースを塗って、かつおぶしをトッピング、最後にマヨネーズをかけて仕上げるという工程も楽しめます。海外の方にはかなり好評のようでした。
パークフロントホテルに泊まった感想・口コミ
ザ・パークフロントホテルは、外からみるとラグジュアリー感がただよい子連れにはどうかなとためらうような雰囲気がありますが、中にはいるとラスベガスからハワイへ。さらにエレベーターをのぼって部屋へいくと1940年代?これにいかに?とコンセプトを理解するまでに少々時間がかかりました。
が、やっとわかりました。
ホテルはタイムトラベラーをテーマとしていて、フロントフロアはラスベガスの雰囲気がありながら横に移動していくとだんだんハワイアンの雰囲気に。
ラスベガスとハワイアンの間にあるエレベーターフロアはまばゆいばかりのタイムマシンで、上にあがるほど未来にいきます。
エレベーターの上にも時計がぐるぐるぐるぐる回転しています。
私たちが宿泊した部屋は1940年代ということでしたが、おちついたピンクのお部屋で、キャラクタールームとは全然ちがい、おちついてくつろげました。
ベッドもほどよい硬さで寝心地もよかったです。
テレビでは、USJの関連映画が随時やっていて、こどもはミニオンを楽しんでみていました。もう少し滞在時間がながければゆっくりみせてあげられたのですが、と思うぐらい喜んでいました。
一見、趣味がバラバラでセンスが悪いように感じられますが(笑)、一貫したコンセプトのあるホテルです。ラグジュアリー感ただようのはフロントフロアの一部だけで、中はおちついているので、子連れでも安心して泊まれますよ。
ホテルですが、4~7階にある8室限定デラックスルームは43.2平米の広々和室。2~5名までが同じ部屋で寝ることができます。和室をご希望の方にはこちらがおすすめ。
他のオフィシャルホテルに比べて一番新しく清潔なのが魅力。
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オフィシャルホテル口コミ
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